【登山記録:立山②_2019年9月15日】雄山山頂から感動の絶景!晴れた日に来れれて良かった!

03 北陸・東海・甲信越

山は自分の足で登った分だけ、景色が美しく感じると思います。こんにちは、ichikoです。

室堂についただけで感動できるほど綺麗な景色がまっていました。これから雄山の頂上を目指します。

朝7:30に扇沢駅を出発し、立山黒部アルペンルートの乗り物を乗り継いで、約2時間かけて室堂まで移動してきた私たち。いよいよ立山登山へ出発です!

立山登山 室堂~雄山往復コース

立山とは、雄山・大汝山・富士の折立の3つの峰の総称です。

一般的な登山コースは、2つ。
①室堂から雄山頂上までの往復コース:約4時間
②雄山から大汝山・富士の折立を縦走し、雷鳥沢に下山して室堂まで戻る周回コース:約5時間40分

私たちは、とりあえず雄山頂上を目指して出発し、体力と時間に余裕があれば、雄山から大汝山・富士の折立への縦走にも挑戦してみることにしました。

まずは、周辺地図でルートを確認。と言っても、登山ルートはほぼ1本道で、多くの登山者が歩いているので、迷いようがありません(笑)

序盤から、このような絶景が広がっています。空が広くて開放的!
思わず小躍りしたくなるほどの絶景ですが、室堂周辺でも標高が2,500m近くあるので、無駄に動いて体力を消耗しないよう注意が必要です。

今回の記事に載せている写真は、ほぼ無補正です。
補正する必要が無いほどの絶景。。ただ歩いているだけで幸せを感じます。

標高が高いし9月中旬なので肌寒いのかと思いきや、この日は汗ばむ陽気でした。カラッとしているので、風が吹くととっても気持ちが良かったです☆

序盤は平坦な道のりが続くので、歩き始めて30分も経たないうちに、一の越山荘までの中間地点「立山室堂山荘」に到着!
この時点では、まだまだ余裕♪

有名な室堂小屋の見学は帰りのお楽しみに取っておくことにして、まずは山頂を目指します。

雄山頂上を目指して、歩みを進めます。

日光を遮るものがないので、刺すような日差しが眩しい…( ゚Д゚)
最初のうちは、絶景を原色のまま目に焼き付けようと必死でしたが、諦めてサングラスを着用しました。

立山室堂山荘~一の越峠までは、緩やかな傾斜が続きます。
大した傾斜じゃないけど、これが意外とキツイ!
標高が高いせいか、ちょっとペースを上げるとすぐに息切れしてしまうので、ゆっくりゆっくり進みました。

室堂から一の越山荘まで約50分

室堂を出発してから約50分で、一の越山荘に到着!
この時点で10:15くらいでしたが、一の越山荘では既に沢山の人が休憩を取っていて、大混雑。。
長野県側・富山県側それぞれから来た人たちと、室堂に1泊した人たちが同じ頂上を目指すので、混雑は避けられませんね。

一の越山荘から雄山頂上へ目を移すと、「ここは富士山か?!」と見まがうほどの渋滞が( ゚Д゚)
後ろにいた登山者が「これだけ渋滞してたら、登りながら休憩できるっしょ!はよ行こ!」と言っていたので、我々も一の越山荘での休憩は諦め、足早に頂上を目指すことにしました。

一の越山荘~雄山頂上まで急傾斜のガレ場が続くので、落石に注意しながら慎重に進みます。

一の越山荘から雄山山頂まで約1時間10分(大渋滞の場合)

大渋滞で、数歩進んでは止まり、また数歩進んでは止まり…の繰り返し。なかなか前へ進めません。
でも、そのおかげで、標高が高いにもかかわらず、ほとんど息切れすることなく頂上まで辿り着けました☆

汗ばむ陽気ですが、日差しが強烈なので、ほとんどの方が長袖でした。

半分くらい登ったところで振り返ると、一の越山荘一帯を一望できました。なだらかな稜線が優しい印象。
ここまで来ると、一の越山荘がだいぶ小さく見えます。

みくりが池も綺麗に見えました☆鮮やかなブルーに、うっとり…
少し雲が出てきたかな?私たちが行く頃には雲が切れていますように!

渋滞がなかなか進まないので、立ち止まっている間に捕食(‘ω’)
パンパンに膨らんだパッケージを見て、標高の高さを実感しました(笑)

一の越山荘を出発してから1時間ほどで、頂上が間近に見えてきました。ゴールが見えてくると、メラメラと力が沸いてきます!

ここまで来ると、みくりが池もかなり小さくなりました。スローペースだけど、着実に登ってきたんだなぁ。
時間や場所によって絶景の表情も少しずつ変化するので、何度も振り返っては景色を目に焼き付けました。

何度も言いますが、今回の記事の写真、ほぼ無補正です!

それにしても、360度見渡す限り、山、山、山!こんなにも山に囲まれた景色は未だかつて見たことがありません。ここまで登ってきた人しか見ることができない、特別な景色です。

混雑していなかったらガレ場に気を取られて足元しか見ていなかったと思うけど、渋滞のおかげで、何度も立ち止まって景色を楽しむことができました☆

室堂から約2時間で雄山山頂に到着!

一の越山荘から約1時間10分で、山頂に到着!
室堂を出発してから約2時間。大渋滞だったのでもっと時間がかかるかと思いきや、意外と予定どおりの時間に到着できました。

10年くらい前に富士山に登った時は、日ごろの運動不足が祟り、息も絶え絶えになりながら登頂したけど、今回の登山は、ほとんど息切れしませんでした。数年前に始めた水泳のおかげで、心肺機能がかなり強化されたことを実感(^o^)

登頂者でごったがえす中、記念撮影♪
雲一つない青空と、登頂できた喜びで、感無量。。ここまで来られて本当に良かった!

雄山神社峰本社へ参拝

立山の標高は3,003m。雄山神社の峰本社がある場所が最高地点です。

社務所で500円の参拝料を払い、一礼してから鳥居をくぐります。
祠までの道が狭く急峻なので、手前のところでリュック等の荷物を置いて、参拝します。(海外だったらありえない…日本って良い国だなぁ。)

雄山神社のHPに「雲上の別天地」と紹介されていましたが、まさに雲上の別天地!
険しい山々に囲まれ、荘厳な雰囲気です。
立山は、富士山、白山と並んで日本の三大霊山として、古くから信仰を集めているそう。
背筋をピンと伸ばして、祠へ向かいました。

祠では、神官様のありがたいお話を聞いた後、ご祈祷をしていただきました。
山頂の静寂の中で響き渡るお言葉が、心身に染み渡りました。

祠の周辺にある無数の石は、参拝者が願い事を書いて持ってきたものだそう。
次はいつ来られるかわからないけど、いつか再び雄山を訪れる際は、私も石を持って来よう!

ちなみに、雄山神社のHPで夏山奉仕者(アルバイト)を募集していました。7~9月の期間限定だそうです。学生時代、こういう特別な場所でアルバイトを経験しておけば良かったなぁ。

時間や場所によって様々な絶景を魅せてくれる立山。天気にも恵まれ、一生の思い出に残る登山となりました☆

次回は、下山&みくりが池トレッキング編です♪

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