感動の立山登山&黒部ダム~旅のきっかけと格安宿「ゲストハウス浮世絵」編~

03 北陸・東海・甲信越

登山は前から好きではありましたが、山好きの友人と一緒にいくとついていくのに必死で、景色を楽しむ余裕がなかったことが多いです。こんにちは、ichikoです。

水泳とランニングで体力と筋力はここ数年でかなりUPしました。登山は最近いっていませんでしたが、昔より楽しめるようになったと思います。


9月の3連休に、1泊2日で立山登山&黒部ダムへ行ってきました。

立山登山&黒部ダムを旅したきっかけ

土木を修了したhiroと、建築物好きのichiko。前々から、黒部ダムにはいつか行ってみたいと思っていたので、今夏の旅先候補としてリサーチを始めました。

黒部ダムについて調べる中で、黒部ダムの先には立山という絶景が広がっていることを知り、ますます興味が湧いてきた2人。

そんなわけで、立山登山&黒部ダムが、今夏の旅行先の1つに決定しました☆

旅のスケジュール(当初)

当初の予定は、8月下旬。

■1日目 東京から富山駅まで夜行バスで移動
■2日目 富山駅から室堂までバスで移動→立山登山→室堂周辺の山小屋に宿泊
■3日目 室堂から黒部ダムへ移動→黒部ダムを見学→長野県松本市を観光→高速バスで帰る

という強行スケジュールを組み、宿泊先や高速バスを手配しました。

が!!

出発の前々日くらいから雨が降り始め、当日の天気予報も大雨。。
宿泊先の山小屋に電話で状況を確認したところ、「大雨が続いていて視界が非常に悪い」とのこと。
山小屋のインスタを見ても、視界が真っ白になるほどの荒天だったので、出発前日になって、泣く泣くキャンセルしました。

旅のスケジュール(仕切り直し)

いったん諦めた立山登山&黒部ダム。
キャンセル料もけっこうかかったので、その悔しさを職場で愚痴っていたところ、数日後にある先輩から神のような話が☆

先輩
先輩

話を聞いて調べてみたんだけど、立山ってすごい綺麗なところなんだね。何だか行きたくなってきたから、今週の3連休で行こうかなと思ってるんだ。

私

えぇ!何ですって?!私も行きます!!

先輩
先輩

え!?(驚)
い、一緒に行く?良かったら、旦那さんも一緒に。

と言うことで、先輩に半ば無理やり頼み込んで、ご一緒させていただくことになりました。
えぇ、厚かましい夫婦です(笑)

そんな感じで急遽決まった旅のスケジュールは、こちら。

■1日目 夕方出発→車で長野県へ移動→長野県大町市に宿泊
■2日目 朝:大町市(扇沢駅)から黒部ダムを経て室堂へ移動
     昼:立山(雄山)登山
     夕方:黒部ダム観光
     夜:車で帰着

長野県側から往復するのみのコンパクトなルートとなりましたが、諦めかけた立山登山&黒部ダムに行けることになったので、足が浮き立つ気分でした♪

立山黒部アルペンルート 関電トンネル電気バスの予約

立山黒部アルペンルートはマイカーの乗り入れが禁止されているので、様々な公共交通機関を乗り継いで移動する必要があります。

長野県側のスタート地点は、扇沢駅。そこから立山登山の拠点である「室堂ターミナル」までの所要時間は約2時間。
日帰りで立山登山をするためには、なるべく早く室堂ターミナルに到着しておきたいので、扇沢発の始発(7:30発)の電気バスを予約しました。

ちなみに、出発4日前の時点では8:30以降の便しか予約できなかったので、いったんは8:30発の便を予約していました。
ところが、出発2日前になって改めて予約画面を確認したところ、7:30発の始発に若干の空席が出て、予約可能な状態になっていることを発見!
前日の12:00までならキャンセル料がかからない規約になっていたので、8:30発の便をキャンセルし、7:30発の便を予約しました。
たった1時間ですが、このおかげで登山の行程にかなり余裕が生まれました☆ラッキー!

予約状況は随時更新されるようなので、こまめにチェックすることをオススメします☆

前泊した格安宿「ゲストハウス浮世絵」

始発の電気バスに乗るために、長野県に前泊することに。
夜に到着して早朝に出発するので、宿泊先での滞在時間は7~8時間。ほぼ寝るだけなので、大町温泉郷にある格安宿「ゲストハウス浮世絵」を予約しました。

じゃらんで予約して、宿泊料は1人3,300円。ゲストハウスとは言え、3連休前後とは思えない安さ!あまりの安さに、半信半疑で宿へ向かいました(笑)

宿の外観はこちら。昔旅館だったところを、ゲストハウスにしたのかな?
古き良き旅館といった雰囲気で、なかなか味があります。

中に入って、びっくり!
もっとこぢんまりとした宿を想像していましたが、予想に反して、かなり広々とした館内。
フロント前のロビーにはかなり重厚感のある調度品が置かれていて、ゲストハウスと言うよりは旅館に泊まりに来た気分です。

館内に飾られている絵は、なんと本物の浮世絵だそうです!

照明も、やたらとお洒落。

浮世絵の展示方法も工夫されていて、ちょっとした美術館のようでした。

夫

じっくり鑑賞したいけど、明日は5時起きだから、早くシャワーを浴びて寝ないと!

浴室は、男湯と女湯に分かれています。
じゃらんには「状況に応じてお風呂を沸かすことはございますが、基本的にはシャワーのみとなります。徒歩5分以内の場所に日帰り温泉がございます。フロントで割引券をお渡しします。」と記載してあったので、簡易的なシャワーをイメージしていましたが、意外とちゃんとした浴室で、嬉しい誤算でした。

ちなみに、近くの日帰り温泉の利用時間は21時まで。割引券を利用することで、通常500円の入湯料が400円になります。
私たちは22時頃に到着したので、残念ながら利用できませんでした( ;∀;)

浴室の中はこんな感じです。(翌朝、誰もいない時間に撮影)
左側に大浴槽があり、状況によってはお湯が張られる日もあるようです。
シャワーと言っても、”シャワールーム”ではなく”大浴場にあるシャワー”を利用できるので、かなりゆったりと利用できました☆
夏場は家でもシャワーだけで済ませることが多いので、無問題です!
温泉の湯を引いているのかな?何だかお肌がスベスベになった気がしました(笑)

翌朝は、館内のカフェ(休憩スペース)へ。
オーブントースターや電子レンジ、ドリンクサーバー(水、紅茶、コーヒー、スポーツドリンクなど)が設置されていて、宿泊者は無料で利用できます♪
朝陽を浴びながら、持参したパンをトースターで焼いて、ホットコーヒーとともにいただく…格安宿とは思えないくらい優雅な朝の時間を過ごせました(笑)

今回宿泊したのは、最もお手頃な相部屋プラン。
同室者のイビキが凄まじかったり、敷布団が煎餅布団すぎてなかなか寝付けなかったりと、苦い思いをした面もありましたが、値段を考えれば許容範囲。
シャワーもカフェ(休憩スペース)も快適だったので、寝るだけなら必要十分な宿だと思いました☆

ちなみに、大町温泉郷から扇沢駅までの間にコンビニが無いので、必要な方は前日に調達しておくのがベターだと思います。

さぁ。いよいよ、立山登山&黒部ダムへ出発です!

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