【福島県南会津町】西洋料理フルコースディナーで優雅なひと時「ペンション バン・マリー」①

01 北海道・東北
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今夏は、谷川岳(一の倉沢)会津磐梯山奥多摩(御岳山・大岳山)会津駒ヶ岳七面山大菩薩嶺と、精力的に登山に出かけた我が家。

登山を始めたことをきっかけに、環境問題や自然災害をより身近に感じるようになり、生活における価値観も変わってきました。

ichikoです。

今回は、会津駒ヶ岳登山の際に後泊した、南会津町のペンション「バン・マリー」をご紹介します☆

沢山の山行の中から真っ先に会津駒ヶ岳登山を記事にしたのは、このペンションを紹介したかったから!と言っても過言ではないくらい、お気に入りの宿となったので、その魅力をお伝えできたら…と思います。

【福島県南会津町】「ペンション バン・マリー」

会津駒ヶ岳から下山後、この日の宿を求めて、車で約1時間かけて南会津へ移動します。

「ペンション バン・マリー」の概要

会津高原たかつえスキー場に近接する「ペンション バン・マリー」
スキーやゴルフはもちろん、尾瀬ハイキングや渓流釣り、会津若松・大内宿の観光にも便利な立地です。

落ち着いた雰囲気の外観。一目で「あ、ここ好きだな!」と感じました。

〒967-0315
福島県南会津郡南会津町高杖原526
TEL.0241-78-3176

「 ペンション バン・マリー 」HPより http://bainmarie.jp/

扉を開けると、物腰の柔らかいオーナーがにこやかに迎えて下さりました(^^)

今回の会津駒ヶ岳登山、直前まで天気が読めず、前日の夜になって急きょペンションを予約したのですが、急な予約にもかかわらず嫌な顔ひとつせず出迎えて下さって、感謝の限りです…。

新型コロナウイルス感染症対策

まずは、検温と消毒をし、チェックインを済ませます。

「ペンション バン・マリー」では、南会津町の指導のもと、新型コロナウイルス感染症対策を徹底して行っています。

  • 三密を避ける為収容人数は定員の半分以下。3~4組最大8名様にて営業。
  • ペンションに入る際は玄関にあるアルコール消毒液で手指消毒。
  • 館内でのマスク着用 。
  • チェックインの際は検温・本人様確認・健康チェック。
  • トイレ・浴室・食堂の換気扇は止めずに換気。
  • 随時アルコール消毒を行い、客室・浴室・トイレにはアルコール消毒液を設置。
  • スタッフも手洗いの徹底、マスクを着用して接客、調理。

確かに、ここ2か月で宿泊したホテル・ペンションの中では、一番しっかりと対策されていたように感じました。

隅々まで掃除が行き届いた清潔な室内

本日のお部屋は、こちら♪

室内はもちろん、共用部の洗面所やトイレなど、隅々まで掃除が行き届いています
あまりにも綺麗に保たれているので、ごみを捨てるのも躊躇うほど(笑)
オーナーさんのお人柄が伝わってきました(*^^*)

ちなみに室内にエアコンはありませんが、標高の高い会津高原に位置するので、窓から入ってくる自然の風が心地よく、不快感は皆無でした☆

快適な室内で一息つき、パリッとベッドメーキングされたベッドに飛び込んだ瞬間、登山の疲れがどっと押し寄せ、小一時間眠り込んでしまった…(^^;

1階には、広々とした談話室もあります。

本棚には、フランス語のレシピ本や尾瀬のトレッキングガイド、哲学チックな本など、興味を惹かれる本がずらり!

今回は時間が無くてほとんど手に取れなかったけど、ここを拠点に燧ケ岳や会津駒ヶ岳に登って、帰ってきたらゆっくり読書を楽しみたいなぁ…と思える素敵な場所でした。

本の趣向から、ますますこのペンションが好きになりました(*´ω`*)

温泉「白樺の湯」まで徒歩1分

目が覚めて、夕食まで1時間ほどあったので、お風呂に入ることに。

ペンション内にも浴室はありますが、ペンションから徒歩1分の距離に温泉「白樺の湯」があるので、そちらへ行ってみました。

お隣の「会津アストリアホテル」の外湯として利用されている「白樺の湯」

一般利用者の料金は500円ですが、「ペンション バン・マリー」で割引券をもらえたので、400円で利用できました。

男湯の利用者は夫hiroのみだったので、ちゃっかりと写真を撮ってきていました(^^;

小ぢんまりとした佇まいだし、料金も400円と格安なので、内湯だけかな?と思いきや…

露天風呂もありました!

森林に隣接した露天風呂は、 熱すぎずぬるすぎず。
永遠に入っていられるんじゃないかと思うほど、心地よい空間( *´艸`)

内湯には、シャンプー、リンス、ボディソープも完備されているので、会津駒ヶ岳登山でかいた汗をスッキリと洗い流しました♪

ディナーは西洋料理のフルコース

前菜は、鴨肉のオードブル

この写真だとサイズ感が伝わりにくいですが、厚めにスライスされた鴨肉が6枚くらい盛られていて、ちょっとしたメインのようなボリュームでした( ゚Д゚)

ジューシーで肉感のある鴨肉を思う存分食べられて、序盤から幸福感に包まれます。

スープは、カボチャのスープ

丁寧に裏ごしされたスープは口当たりがとっても滑らかで、家庭料理とは一線を画すレベル!
こっくりとしたカボチャの味わいが、登山で疲れた身体に染み渡りました。

メインディッシュ1品目。この日の魚料理は、キスでした。

キノコのソテーがたっぷりと添えられています♪

バルサミコソースで、さっぱりといただきます♪

こちらもけっこうなボリュームがありましたが、登山後の身体がタンパク質を欲していたので、ペロリと平らげました!

メイン2品目。この日のお肉料理は、豚肉の煮込み料理でした。

添えられている野菜は、菜花と人参。菜花は春野菜なので、食感からして、恐らく冷凍していたのかな?

何にせよ、前日夜という突然の予約だったにもかかわらず、こんなにも素晴らしいお料理でもてなしていただけたことに感動しました( ;∀;)

このフルコース、オードブルからスープ、メイン、デザート、ソースに至るまで、全て元コックのオーナーさんの手作りだそう。

談話室にフランス語の料理本が並んでいたので、「フレンチが専門なんですか?」とお聞きしたら、

オーナーさん
オーナーさん

フレンチだなんて、そんな…!洋食です。

と謙遜されましたが、この旅をきっかけに、旅館やホテルの画一的な料理よりも、丁寧で味わい深いペンションの料理の虜になりました☆

見てください、この人参!角を落とした丸みのある切り方。シャトー切りって言うのかな?
細部にまで手間を惜しまないオーナーさんのお人柄が、随所に溢れています。

口に入れた瞬間にホロホロと崩れるくらい柔らかい豚肉は、量もたっぷり!
美味しさのあまり、ため息をつきながらいただいていると、オーナーさんがキッチンから出てこられました。

オーナーさん
オーナーさん

今日は1人なので、バタバタしてしまってごめんなさいね。
いつもは配膳は家内がやってくれるんですけど、あいにく今日はピアノ教室に行ってまして…。

いやいや!!
前日の夜に急に予約した、こちらが悪いんです!

それにしても、お一人でこのフルコースを用意できちゃうなんて、すごすぎる…。
そして、奥様が金曜夜にピアノ教室というのも素敵すぎる…。

翌日の朝食の際にお会いできた奥様のお話も興味深く、オーナーご夫妻から色んな意味で刺激を受けたのでした☆

メイン2品をいただいた時点で既にお腹はいっぱいですが、デザートは別腹です!

…とは言え、出てきたデザートの大きさに驚かされました!

喫茶店のケーキセットよりも大きいんじゃ…?!( ゚Д゚)

そして、チョコレートケーキもジェラートも、これまた絶品で!

そこらのケーキ屋さんよりも美味しくて、「これも手作りなの?!」とおったまげました( ゚Д゚)( ゚Д゚)
チョコレートケーキにはうるさいichikoですが、買って帰りたいくらい気に入りました☆

ジャズが流れる心地よい空間でいただくフルコース。
レストランで外食するよりも、優雅なひと時を過ごせました♪

この後は、部屋に戻ってバタンキュー。

温泉に入って、美味しい夕食を食べて、寝る…これ以上の幸せはありませんね!

登山→ペンション宿泊というのが、今後の旅の定番になりそうです♪

コメント

  1. […] […]

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